複利運用の途中の仕込み

既に仕込んでポジションを保有している場合、仕込みのチャンスは世間でいう暴落時(売りだから天井)ですので、レバレッジの余裕がなくなった時になります。最初の仕込み時にはレバレッジの余裕を持たせてあったとしても、次にはこうなってしまいます。世界景気回復基調の中のチャンスかもしれませんが、さらに暴落する可能性も考えると、仕込むどころか損切りのピンチになるかもしれません。さてどうするか。ナンピンは危険なだけで良いことは何もないですからしないことです。ここでの方法論私案は以下の2つです。

(1)腰を据えて待つ。世界回復基調であれば、下値が切りあがって為替差益の蓄積が出来て来る筈、スワップ+資金調達コストの蓄積もできる筈。だから、数ケ月~年オーダーで暴落(天井)のチャンスを待つ。レバレッジにもよりますが、これくらい待てば仕込める余裕が出来,チャンスが来る筈です。
(2)うまく仕込めるのなら為替差益が出せる筈。為替差益狙いのポジションも仕込んでおいて、確定させて原資金を増やす。こうなるとスワップ派と言うよりもトレーダー派ですが、あくまでもサブの位置づけで、仕込みのための原資を稼ぐ目的です。為替差益による複利運用です。

最初は前者の方法論で始めました。この場合、仕込んでしまえば、ほとんど何もすることがありません。10年間の定額預金のようにーーーーー。この方法論はもっと成熟した時期に適しているように思います。

現時点が世界景気の回復初期と位置付けるならば、もう少しリスクテイクすべきではないかと考え直しました。
そこで、後者の方法論に変更し、中期トレーダー的な為替差益用のポジションを一部だけ仕込むようにしています。この際、絶対に損は出さない、(確定させない、損切りしない、利益が出るまで待つ)ことにしています。このためには、レバレッジに余裕を持たせておくことになります。

為替差益を得る場合と、仕込む場合には全くの正反対の為替状態ですから、実際にはなかなかうまくいきません。しかし、うまく確定できずに見逃してしまっても、腰を据えて待てば良いと考えています。心に余裕持って、数ケ月~年オーダーのつもりであればいけるのではないかと考えています。トレーダーを主にやるつもりではないのですから。(為替のような博打の世界では効率を考えても仕方が無いので、資金効率は気にしないことにしています。)

差益用ポジションは円変動リスク(チャンス)の大きい円ストレートにしています。資金調達コストによる複利運用と同じペアにしないのは、目的意識をはっきりさせて迷いを防ぐためでもあります。リスク分散の意味もあります。最初の頃は効率を考えて一番有利と考えた1種類のペアのみに集中させてましたが、長期間の中では2番目、3番目と有利性の順番が変わってくることがあります。いろんな種類のペアを複合させることにより、口座全体の為替変動が多少はマイルドになります。
スポンサーサイト

tag : 複利運用

もう一つの複利運用

資金調達コストが付くペアは円ストレートではないので、円高リスクヘッジが出来ます。これによるレバレッジの余裕を活用(リスクテイク)したもう一つの複利運用を考えています。

例えば、CHFTRYの場合、円高になった場合には、CHFもTRYも安くなります。同じ比率ではないので影響は受けますが、その程度はずっと小さくなります。一方で、円高リスクヘッジはできても、CHF高、TRY安そのものに対してはリスクヘッジできません。同時に起こった場合には、より大きな影響となってしまいます。リーマンショック時でもそのようなことはありませんでしたので、国家破綻のような通貨危機が発生しない限り、大丈夫だろうと考えています。

2008年のリーマンショック時、高金利通貨買いの円ストレートは51-55%下落しました。CHF/高金利通貨は74-76%の価値に下落しました。将来的にはリーマンショック直前のような投資が蓄積された状態になると思われますので、リーマンショック時の暴落に耐えられることを基準に考えると、円ストレートの場合のレバレッジは2倍以下、1.5倍程度だろうと思います。CHF/高金利通貨の場合には、4倍未満、3倍程度まで出来ることになります。
このレバレッジを高くできる分を安心材料にすることもできますし、資金調達コストによる複利ペアに投資することもできます。後者では、円ストレートよりもおおよそ2倍のポジションを持つことが出来、その分スワップを狙うことが出来ます。

もうひとつ、レバレッジを高くできる分を余裕代と考えて、為替差益を狙ったトレードを複合させる方法論が考えられます。為替差益を原資にした複利運用です。このもう一つの複利運用の方法論を取り入れてトライしています。

tag : 円高リスクヘッジ 複利運用

複利運用の最初の仕込み

資金調達コストによる複利運用は、為替差益があることが前提ですので、最初の仕込みが最重要です。CHFのような低金利通貨を売って、ZARのような高金利通貨で調達する形ですので、今後何年間か下がって行く状態での、天井で売ること、が理想です。とは言っても、過去にこうすれば良かったということはわかっても、将来のことは誰にもわかりません。考え方としては、世界景気の回復過程の初期が一番良いのではないかと考えています。リーマンショック以降から世界景気の回復の兆しが見られている今年か来年あたりまでがチャンスということになる筈です。その中でも、世間でいう暴落(売りですから天井)時が仕込みのチャンスです。ポジションを未だ持っていない場合には、数ケ月間じっくり待って、初めての特権を生かして、暴落のチャンスを狙います。(既に仕込んである場合には、暴落時にはレバレッジが上がってしまい、追加の仕込みは難しい判断になります。)

スワップの蓄積により、機械的に売り増すような売り方は、安値で売ることになりますから、絶対にしないことにしています。高く売って安く買う、為替の大原則を忠実に守るよう心がけています。為替差益がマイナスですと資金調達コストを支払うことになりますので、自然とそういう意識になってきます。

うまく仕込んだつもりでも、為替変動により、マイナスになることもあります。直近では大震災後の原発をダシにした3月18日の急落時などのように。ここで、我慢し続けるか、損切りして仕込み直すか、ナンピン売りを仕込むか、選択を迫られます。ナンピンは危険なのでしないことにしています。損切りも素人がやると、損切りの繰り返しで損が膨らむだけだと思います。これくらいは耐えられるようなレバレッジの仕込みにしておいて、今は世界景気の回復過程の初期と位置付けて、保有し続けることにしています。この長期相場観を崩してしまうと、やって行けないような気がしています。

通貨ペアに円が直接入っていないので、円高リスクにはヘッジが出来ています。これも大きなメリットです。とは言え、リスク時には、CHFは円の次に強くなる通貨なので、急落はします。USDやCAD、GPBを売る方がリスク時の急落にはCHFよりも耐性が高いです。一方で、低金利通貨が強くなることと、高金利通貨が弱くなること自身に対してはリスクヘッジ出来ません。

現時点(2011年4月)は、世界景気の回復初期と考えられますので、リーマンショック時のような蓄積された投資が巻き戻されて大きく急落する状態ではない筈です。危険回避の姿勢ではなく、リスクテイクしてレバレッジを高くするチャンスだと思います。 天井近くでうまく仕込むことができれば、10倍近くまで行けると思います。
ただし、更なる急落時がもしも来てしまったら、チャンスを見逃さざるをえなくなるどころか、ピンチになってしまいます。この辺り、相場は難しいですーーーーー

将来的には、リーマンショック直前のような投資が蓄積された状態になると思われますので、リーマンショック時の下落に耐えられることを基準に考えると、円ストレートの場合のレバレッジは2倍以下、1.5倍程度だろうと思います。CHF/高金利通貨の場合には、4倍未満、3倍程度まで出来る筈ですので、レバレッジ倍率でも2倍程度有利となります。

テーマ : FX(外国為替証拠金取引)
ジャンル : 株式・投資・マネー

tag : 複利運用 資金調達コスト スワップ 円高リスクヘッジ

プロフィール

もーにい

Author:もーにい
ひょんなことからFXを始めてしまった複利運用スワップ年金派です。果たして生き残れるのでしょうか。
自分の考えを整理すること、お役立ちツールにしたいこともあってこのプログを始めました。
まだまだ発展途上人です。コメントあればよろしくお願いします。

トルコリラ、ランド、豪ドルカテゴリ
トルコリラ、ランド、豪ドル最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
トルコリラ、ランド、豪ドル系リンク
スワップ派必見の殿堂へどうぞ
南アランド村へどうぞ
トルコリラ村へどうぞ