ペアによる円高リスクヘッジ

円高リスクはFXを運用する上で最も気をつけねばならない為替変動です。リスク時には、避難通貨である円が最も高くなり、次が第2の避難通貨であるCHFや、マスの大きいUSDとなり、次がEUR、高金利通貨で平常時に投資される豪ドルやZAR、TRYは急落します。単純にクロス円ストレートだと直撃になります。これを回避する方法を整理してみます。
両建てや逆相関ペアが考えられています。両建ては買いと売りを同時に持つので、為替変動リスクヘッジはできますが、売買のタイミング次第ですので、難しいように思います。スワップ派にはあまり意味が無いように思ってましたが、スワップの差のある異業者を使う面白いやり方も考えられています。ただし、得られるスワップは差になりますので、かなり小さくなるようです。

両建てを変形して異なるペアの売りと買いを同時に行うことが考えられます。スワップ派の観点からスワップを優先させると、出来るだけ金利の高い通貨の買いと安い通貨の売りの組み合わせになります。円の次に金利の安い通貨はCHFが代表的です。第2の避難通貨余のCHFよりも、GBPやCAD、EURの方が、よりリスクヘッジできます。ただ、金利差は小さくなるので、スワップの観点からは本末転倒のように思います。
もう一つ、CHFTRYのようなクロス円以外の、円ストレートで無いペアが考えられます。

ここで、クロス円ストレートとこの両者の方法論による円高リスクヘッジがどの程度なのかを比べてみます。
話を簡単にするために、CHF90円、TRY60円だったとして、これが円高で80円と50円に下がったとします。(他の通貨の場合や、違う数値でも同じ計算の仕方です。)
CHFJPY売り:+10 下落率88.8%
TRYJPY買い:-10 下落率83.3%
TRYJPY買いのみの場合には-10だが、CHFJPYの売りを同時にしてた場合は、差し引き-0
1.5TRY買いのみの場合には-15だが、CHFJPYの売りを同時にしてた場合は、差し引きー5

CHFTRYの売りの場合には、90/60で1.5が、80/50で1.6になったのだから、差し引きー0.1TRYなので-5

3者が同じ1.5TRYで比較すると、1.5TRYJPYの買いのみは-15に対して、CHFJPYの売りを組み合わせた場合でも、CHFTRYの売りの場合にもー5と、どちらも同等にリスクヘッジ出来ています。
TRYの下落が相対的により大きい場合には、1.5倍持っているのですから、円高リスクヘッジ効果は小さくなってきます。例えば、上記の例でTRYが40円になった場合(過去最安値の48.2円を大きく下回る場合)には、1.5TRYJPYの買いのみは-30に対して、CHFJPYの売りを組み合わせた場合でも、CHFTRYの売りの場合にもー20になります。それでもかなり大きな円高リスクヘッジ効果があるので、安心材料にすることもできますし、同じリスクを取る場合なら、レバレッジを高くすることもできると思います。
円高自身はあまり怖くなくなります。特に短期的な急激な円高に対しては。
怖いのは、円高よりも、長期的なTRY安とCHF高が同時に進行することです。(日本の原発不安が終息しないと、第二の避難通貨のCHF高が継続する可能性があります。原発以降はCHFよりもGBPなどの方が良いのかもしれません。これが今の私の悩みです。)

両者の方法論の円高リスクヘッジ効果は同じでも、その他のメリットデメリットは異なります。
CHF売り+TRY買いは、ほとんど全ての業者が取り扱ってること、ペアの組み合わせが豊富で選択が多いこと、業者選定やペアの比率、売買タイミングを独立して自分で調整できることはメリットです。しかし、それぞれ単独なので、必要証拠金が多くなります。同じく、資金調達コストは付きません。
CHFTRY売りは、業者がSAXO系に限られてしまうこと、CHFとTRYの比率が両者の価格で固定されていて自由度が無いこと、は不利ですが、資金調達コストが付くこと(ただし、現時点ではTRYは付かず、付くのはZAR、AUDです)、必要証拠金が少ないことは優位です。

個人的には、前者のメリットにはあまり魅力を感じず、後者を採用しています。
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tag : 円高リスクヘッジ

スワップと資金調達コストの発生

資金調達コストが付くペアと付かないペアが有るのは何故なのでしょうか。スワップや資金調達コストが何故付くのか、自分の理解を整理しながら書いてみます。

ポジションを保有した状態で1日経過すると、ニューヨーククローズドの時点でロールオーバーされます。ロールオーバーは決済を繰り延べてポジションを継続させることです。この際に、1日分の金利差が発生するので、帳尻を合わせる必要があります。これがスワップとなります。
同時に、為替差益が有る場合には、この為替差益分に対しても1日分の金利差が発生しますが、これは上記のスワップには含まれていません。この帳尻を合わせるために、資金調達コストが発生します。
政策金利差が根本にはありますが、インターバンクの毎日の取引時の金利差ですので、変動することがあります。

例をとると、CHFが90円、TRYが60円、年利差が6.5%だったとします。CHFTRYを売り保有した場合、現在の建値1.500000に対してロールオーバーされると、1.500000×0.065/365=0.000267のスワップの付く分がマイナスされて1.499733となります。毎日繰り返され、積み重なって建値は次第に小さな値になっていきます。
このスワップ分だけでは、CHFTRYの保有建値が例えば1.350000だった場合、0.150000TRY分の為替差益分に対して、ロールオーバーの帳尻合わせがなされていません。この為替差益分に対してもロールオーバーすると、0.150000×0.065/365=0.0000267が不足することになります。これを資金調達コストとして、スワップと同じように、銀行側が支払うことになります。ですから、スワップ+資金調達コストが建値に反映される支払い方式の場合には、複利となります。(ただし、資金調達コストには為替差が直接影響します。)

TRYJPYの場合、左側のTRYは常に1(1万通貨)ですから、TRYの資金調達コストは発生しないことになります。右側のJPYに対しては発生する筈ですが、市場金利-0.5%の取り決めのようで、円の場合には通常は付いていません。(20110515修正)

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新興国GDP(購買力平価ベース)

FXが可能で魅力を感じている国、通貨の購買力平価GDPを調べてみました。ウイキペディアにもいろいろ載っていますが、高金利通貨(新興国)と日本など先進国とを、最近の実績と将来予測とを見たいのですが、なかなか比較しにくい。
現在までの実績に、2016年までの予測値が追加されて、世界経済ネタ帳が便利になっています。(右側のリンク参照)
2000年から2010年までと、2016年までの予測の購買力平価ベースGDPを以下の表に示します。(単位10億ドル)

GDP2000-2016.jpg

やはり、アメリカや日本、ヨーロッパのGDPは圧倒的に大きくて、オーストラリアやトルコ、南アフリカはまだまだ小さいですね。これを2000年を1とした相対比にして、以下に示します。

購買力平価ベースGDPの2000年相対比

大きく2つにわかれるように思われ、トルコ、南アフリカ、オーストラリアの購買力平価ベースGDPの伸びは大きいです。日、米、欧は相対的に低成長です。
やはり、トルコ、南アフリカ、オーストラリアは魅力的だと感じます。
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ペアの円高変動(リーマンショック時の下落比較 )

リーマンショック時の各通貨ペアの円高変動を整理してみました。リーマンショック前の2008年7月の日足高値から、ショック後の2009年3月までの安値のクロス円は以下でした。(日中の変動は考慮せず、日足の終値。カッコ内は月日。)
USDJPY:110.483(815)  92.764(1027) 87,218(1217)
EURJPY:169.147(806) 115.886(1027) 114.896(0123)
GBPJPY:215.681(723) 144.251(1027) 122.281(0123)
CHFJPY:104.564(721)  80.274(1027) 76.061(1205)
CADJPY:106.735(723)  71.595(1027) 70.830(0122)
AUDJPY:104.230(722)  55.795(1027) 56.450(0202)
NZDJPY: 81.470(722)  50.170(1027) 45.025(0202)
ZARJPY: 14.915(804)  8.205(1022)  8.638(0122)
TRYJPY: 94.000(805)  55.300(1024) 52.930(0123)

10月27日が安値のものと、それ以降3月までに安値になったものがあります。最大値-最小値を取って、下落率(%)=為替差損率(%)の小さい順に、USD-21.1、CHF-27.3、EUR-32.1、CAD-33.6、GBP-43.3、TRY-43.7、NZD-44.7、ZAR-45.0、AUD-46.5でした。
あれほど騒がれているのに下落率が一番小さいのはUSDでした。基軸通貨なので、マスが圧倒的で、相対的には安定しています。次が第2の避難通貨のCHF、次がマスの大きいEURでした。
CAD<<GBP<TRY<NZD<ZAR<AUDの順に下落率が大きく、これは平常時の投資人気順で、リスク時の巻き戻しの大きさ順だと思われます。TRYやZARよりも、AUDが最大の下落率で、投資が最も蓄積されていたのでしょう。(AUDの場合、100万円持ってたら-46.5万円ですから、レバレッジ2倍程度まででしたね。)

同様に、CHF売りの高金利通貨買い、および、低金利通貨売りのTRY買いの場合は以下でした。
CHFAUD:0.99815(722) 1.43835(1027)
CHFZAR:6.87070(801) 9.78150(1022)
CHFTRY:1.06270(901) 1.44579(1024) 1.55717(0309)
USDTRY:1.15245(804) 1.70855(1024) 1.72975(1120)
EURTRY:1.71170(901) 2.15144(1022) 2.33771(0319)
GBPTRY:2.10939(901) 2.72149(1022)
CADTRY:1.09645(901) 1.33300(1022) 1.38592(0306)

同じCHF売りの下落率(%)=為替差損率(下落時の損失/購入時のネット持ち高)の高金利側比較は以下でした。
CHFZAR-23.1、CHFAUD-23.5、CHFTRY-27.5。
同じTRY買いの下落率(%)の低金利通貨側比較は以下でした。
GBPTRY-17.4、EURTRY-20.5、CADTRY-22.8、CHFTRY-27.5、USDTRY-31.3。

クロス円の為替差損比率と比較すると、何れも下落率は小さく、円高リスクに対する優位性は明らかです。
低金利通貨側も下がっているので、ネット持ち高が小さくなります。自動的にレバレッジが下がることになり、その分円高リスクヘッジできるためです。
AUDの場合、およそ半分、TRYの場合、およそ2/3で、購入時のレバレッジではおおよそ4-3倍でも堪えられていました。
売る方の低金利通貨では、GBPが最も小さく(GBPJPYも大きく下落しましたからね。)、次がEURでした。USDは変動率が小さいので、リスクヘッジ効果も小さいです。
この結果だけから考えると、GBPやEURの売りにして、レバレッジを高くする方法論も有るのかな、と思います。

いつもこの数値、順序になるわけではありませんが、将来的には、リーマンショッククラスのリスク時にも耐えられるように、低金利通貨売り/高金利通貨調達の方法論を活用していきたいと考えています。

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tag : 円高リスクヘッジ

5月のスワップペア比較

高金利通貨のクロス円と、低金利通貨売り/高金利通貨調達、のスワップをSAXO系に基づいて比較してみました。
(SAXO系ならば、業者間の差はほとんど無いです。)

(1)クロス円買いの場合の、5月10日の円換算スワップとNYクローズド円、これから計算した年利(%)は以下でした。

suap5.jpg

(2)同じスイスフラン売りの場合の高金利通貨調達側を比較した円換算スワップと年利換算(%)と、同じランド買いの場合の低金利通貨売り側を比較した円換算スワップと年利換算(%)は以下でした。

suap5-1.jpg

円とスイスフランは1位と2位を争う低金利ですが、ここ最近は、何れもクロス円買いよりもスイスフラン売りのスワップの方が少し高いです。
低金利通貨売りはスイスフラン>米ドル>ポンド>ユーロの低金利の順にスワップが高いです。
高金利通貨では、やはりトルコリラ>ランド>豪ドルの順にスワップが高いです。

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FXは2種類ある。税金とリスク。

FXは店頭取引(オーバーザカウンター:OTC)と取引所取引の2種類あります。税金とリスクからの観点です。
店頭取引は各社の工夫の自由度が大きく、多様性、柔軟性は圧倒的に勝ります。取引所取引は、取引所が仕切るので、参加各社のやり方が共通化されていて、リジッドな不便さと税金やセイフティネットの有利さがあります。これは東京金融取引所のくりっく365と大阪証券取引所の大証FXに参加している業者だけです。これ以外は全て前者のOTCです。

現時点の最大の相違は税法上の取り扱いだと思います。OTCでは総合課税で、くりっく365と大証FXは申告分離課税です。(同じFXなのにねーーー)
個人のサラリーマンの場合には以下となります。(他に、節税対策や、法人化とか手はあるようです。)
OTCの総合課税では、FXは雑所得となり、合計が20万以上では確定申告が必要となります。他の課税所得と合わせて税率が決まります。サラリーマンの場合には給与所得と合わせて、年間の課税所得が
195万円以下の方は、所得税5%+住民税*10%=15%
195万円超~330万円以下の部分は、所得税10%+住民税10%=20%
330万円超~695万円以下の部分は、所得税20%+住民税10%=30%
695万円超~900万円以下の部分は、所得税23%+住民税10%=33%
900万円超~1,800万円以下の部分は、所得税33%+住民税10%=43%
1,800万円超の部分は、 所得税40%+住民税10%=50%
と、累進税率であり、所得が多い場合にはかなりの高率になります。

くりっく365と大証FXの場合には、申告分離課税であり、所得にかかわらず、一律20%(所得税15%+住民税5%)です。
また、総合課税の場合の雑所得損失の合算、繰り越しが不利で、申告分離課税の場合の損失繰越は3年あります。

以上から、課税所得が195万以下ならOTCの方が圧倒的に有利です。
これ以上、330万以下だと税金上は同等ですね。
課税所得が330万以上のスワップ派の場合には、税金上、くりっく365が圧倒的に有利だと思います。

同じFXなのに差があるのはおかしいですよね。で、2011年度税制改正大綱(案)では、両者の何れも申告分離課税で20%となっています。2012年1月以降の予定となっていますが、秋頃までに国会で可決される必要がありますーーーー。FXやってる人には身近な法律です。早く可決して欲しいですね。
(ちなみに、株の場合には20%の規定なのですが、2013年12月までは特例として10%に優遇されていますーーーー。上の法案ではさらに2016年まで延長されますーーーー。)

もう一つ大きな違いはセイフティネットです。
OTCでは基本的に自由ですが、放任でした。信託保全の指導があったので今はそうなってると思いますが、それでもその程度で、他はレバレッジ規制程度です。信託保全と言っても、証拠金だけレベルがほとんどのように思います。(個別に問い合わせてもなかなか分からず、フォローしきれません。ポジションもと云う返事がありますが、信託方式と額からすると、証拠金だけとしか思えないのです。)
くりっく365の場合には業者の参入基準のハードルが、資産30億以上とか、そもそもかなり高いです。仮に、その業者が破たんしたとしても、他の業者にポジションごとまるまる移行できるシステムになっています。そういう意味では安心感はあります。

くりっく365自身はもう一つ公的な機関だと謳っていますが、ということは、役人の天下り先でもあるわけです。大蔵省系。この辺りは気に入らないですが、とは言え、未成熟な状況では、放任された個別の各業者次第よりも、リスク上はマシな点があるように思います。特にポジション移行は魅力的です。
もう一つ、くりっく365は片道210円/枚程度の手数料がかかります。(業者によって額は異なります。) OTCは手数料無料が主流ですから、トレーダー派の場合にどちらが有利かは、利益と取引回数によって変わってきます。

以上のように、課税所得330万以上のスワップ派の給与所得者にとっては、税法上とセイフティネット上の観点から、現時点ではくりっく365の方がかなり有利と思います。(法案が成立すれば、2012年以降は、税法上は平等になり、セイフティネット的にはくりっく365の優位性は変わりませんが、手数料的にはOTCの方が有利となる筈です。)

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tag : 税金 リスク分散

トルコリラスワップ業者比較

トルコリラ扱い業者のスワップを比較してみました。現時点でのトルコリラ扱い業者は、ヒロセ通商(3システム)、DMM.com証券、カカクコム、サクソバンク証券、GFT東京支店、サザインベストメントの6社、システムとしては、はSAXO系とGFT系、独立系の3種だと思います。(他にも6社あって、計12社のようです。20110528追記。ヒロセ通商は3種もあって、頑張っています。ご苦労様ですが、スワップが低いシステムはちょっとーーー。)
これらの2011年5月11-12日のトルコリラを含む主なペアのスワップを次の表に示します。

トルコリラスワップ比較

これらの中では、トルコリラとランド系のスワップはSAXO系が最高レベルです。この日だけではなくて、トルコリラ系とランド系スワップは、SAXO系が常に高いです。他のシステムはランドや豪ドルに負けていて、トルコリラの高金利が泣きます。

(SAXO系は、他の通貨のスワップも高い方です。他の業者と比較して、ランドも最高レベルだと思います。豪ドルの場合には、必ずしも最高とは限りません。近いうちに書きます。)

面白いのは、クロスカレンシーだと差が小さくなっていて、特にランド系だとそれほどの差はありません。流動性の影響なのでしょう。(省略しましたが、GFT系はクロスカレンシーのトルコリラもありますが、スワップはいつも低いです。) SAXO系のトルコリラ系スワップが高いのは、世界最大規模だからなのでしょう。

SAXO系の業者間では差は無いと思います。(この表は3日分のスワップが付いた日を目印にして比べています。業者やシステムによっては、確定した日、付与する日、GFT系は1週間単位など、日付の表現が異なるようですので。また、DMM.com証券のSVCtraderはマイナスとか表記に誤りがあるようなので表では省略しましたが、他のSAXO系と同じだと思います。)

トルコリラ系をやるなら、スワップの観点からはSAXO系に決まりだと思います。


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tag : スワップ

税金とリスク分散

FXは非常に魅力的な投資(投機かな?)だと思います。世の中で市民権のある株や先物取引よりも、はるかに安全で、コストが安く、合理的だと思います。一つの国の評価なのですから。株よりも変動率が低く、一方向に流れてしまわず、上下動を繰り返して波打ちます。何よりも最大の価値は、運用を人任せにするやり方と根本的に違っていて、自由度があり、自分のPCを使って、工夫が出来、自分自身の判断で出来、自己責任の観点からはベストのように思います。スワップ派、デイトレ派、スイング派、トラリピ派、シストレ派、スキャル派など様々なやり方が考えられます。FXの外貨預金派も実はサイレントマジョリティなのかもしれません。

市民権を得ている外貨預金そのものよりも、為替手数料、為替比率(スプレッド)、金利率、円に換えるタイミング、レバレッジ、破綻した際のセイフティネットなど、FXの方が圧倒系に有利です。外貨預金の方が優れているのは、複利になること、ほったらかしに出来ること、くらいです。これに対しての私なりの工夫、対策案が資金調達コストによる複利運営と円高リスクヘッジ活用です。

(観点を変えて、正反対に、自由度を制限、或いはほったらかしにするような、ドルコスト方式積み立てやインデックス、金のような、もう一つのやり方も考えるべきだとは思います。トレーダーよりもインデックスが勝つような、短期的な成長よりも継続性に価値があり得ます。これはまた別途。)

一方で、FXはまだまだ新参者です。証券会社や銀行と比べた時、業者自身が非常に脆弱です。今後も成長する業者もあれば、淘汰される業者もあるでしょう。日本の業者は単なる中間業者に過ぎず、ホントに存在価値があるのはSAXO BankやGFTのような、自身が同元をやれる、或いは、システムそのものを創造できる存在だと思うのです。これは、日本には、操作性レベルのシステムなど、部分的にはあっても、総合的には無いようです。その中で、その機能を果たす可能性があるのが、くりっく365や大証FXのような取引所が仕切るやり方ではないか、と考えています。具体的には、業者破たんリスク回避と申告分離課税20%です。これは、操作性レベルを超えた新しいシステムと言えるのではないか、と思います。

資金調達コストによる複利運用、円高リスクヘッジ活用を考えて運用していますが、観点を変えて、業者リスク分散対策と税金対策の観点から、もう一つのやり方としてのくりっく365作戦を考えて進めています。
給与所得者は、前者をサブマリンにしといて(年間20万未満の確定益にとどめて含み益のまま複利を活用して将来的な年金にする)、後者を年間で活用(確定益を出して申告分離課税20%)する、のが良いのではないかと考えています。

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tag : 税金 セイフティネット リスク分散

くりっく365作戦

税金対策(申告課税20%)とリスク分散のために、くりっく365を選択した場合、かなりの特徴や制約があります。
1.通貨ペア23種類。円ストレート12種類とクロスカレンシー11種類。
 SAXO系の約150種類、GFT系の約130種類と比較してかなり少ない。ランド円まではあるが、トルコリラやメキシコペソは無い。
2.取引手数料。業者や量によって違うが、基本は210円/枚・片道。
 OTCでは手数料無料の業者も多く、頻繁なトレード派には大きなデメリット。しかし、取引頻度の少ないスワップ派にとっては、売り買いスワップ差の無いこと、スプレッドの狭さを考えると一長一短レベル。
3.売り買いスワップが同一はメリット。必ずしも最高ではないが、スワップが安定しているのもメリット。
4.システムが今一。システムトラブルが実績として2009年10月までは多かった。

特に通貨ペアが課題で、スワップ狙いだと、ランド円、豪ドル円、豪ドル米ドルくらいになってしまいます。(金利が上がればニュージーランドドル円も。)
金利だけから考えればランド円になりますが、通貨リスク回避のためと仕入れのチャンスから、この3つに分散する作戦です。特に、豪ドルは先高期待が出来ますので、うまく仕込みたいです。
円高リスクヘッジを考えて、豪ドル米ドルを主体にしたいのですが、仕入れのチャンス次第です。

異通貨両建て(売りの複合)による円高リスクヘッジも考えられますが、ネット持ち高が多くなること、必要証拠金が多くなること、から、現時点では採用していません。もっと大きな円高リスク局面が来そうだと感じたら、考え直すつもりです。

現時点では、リーマンショック時ほどの円高巻き戻しエネルギーは溜まっていない筈ですので、世界景気回復過程と位置付けて、ある程度までのリスクテイク作戦です。こちらは、比較的動かして確定益を出して行き、資金調達コストによる複利運営の方は、スワップ年金派の名前通り、サブマリンにします。使い分けをしていくつもりです。さて、うまくいくかどうかーーーー
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人民元、インドルピー

人民元、インドルピー、韓国ウォンの取り扱いがくりっく365にて8月1日より予定されています。人民元とインドルピーは100,000通貨単位、韓国ウォンは10,000,000通貨単位。
新興国、高金利通貨好きには興味深いビッグニュースです。特に、中国とインドは経済成長が期待される、というより、世界経済の牽引役ですから。
トルコリラもくりっく365では以前に取り扱いが検討されていましたが、中断されたままで、取り残されてしまいましたね。
気になるのは、スワップの備考欄に以下が追記されたことです。「銀行間外国為替市場のレート状況によっては、必ずしもスワップポイントの受取又は支払が左記の通りとなるとは限らず、受取と支払が逆になる場合がある。」と。   で、調べてみました。

インドルピーを取り扱ってるFX業者は今までには無いようです。人民元は、以前は数社で取り扱われていましたが、現時点ではSBI証券だけのようです。

SBI証券は資本金479億円、自己資本比率431%で、大手会社の安心感がありますね。信託保全も「お客様の預託保証金に対して、売買損益等を加減算した以下の金額を信託します。 取引保証金+実現損益+評価損益+スワップ損益」、と記載されています。証拠金だけではなくて、評価損益とスワップ損益が明示されているのは好いですね。
通貨ペア数は20と少ないですが、人民元、トルコリラ、メキシコペソ、韓国ウォンのような興味深い通貨があります。

気になる高金利通貨のスワップは以下でした。

SBIスワップ

トルコリラのスワップはSAXO系よりは少ないですが、GFT系や他とは同レベル。豪ドルやランド、NZドルは他と比べて遜色ないレベルですね。No.1とまでは言えないですが。
人民元と韓国ウォンは買いがマイナススワップになっていて、残念です。政策金利よりも、流動性、資金調達コスト、プレミアムなどの影響でインターバンク間の市況レートがマイナスになっているのでしょう。

くりっく365の参入により、スワップがどうなっていくのか、特に人民元とインドルピーを楽しみに期待したいと思います。(直ぐには難しいかもしれません。)


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プロフィール

もーにい

Author:もーにい
ひょんなことからFXを始めてしまった複利運用スワップ年金派です。果たして生き残れるのでしょうか。
自分の考えを整理すること、お役立ちツールにしたいこともあってこのプログを始めました。
まだまだ発展途上人です。コメントあればよろしくお願いします。

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