シカゴ投機筋ポジション動向~0320


シカゴ投機筋の2011年初から2012年3月20日(3月4日公開)までのポジション動向です。 1週間単位のnon-commercialのlongとshortの差は以下でした。


シカゴ120320


円はここ2ケ月弱の間に、買い越し超過が急減しています。 1月10日に過去最高の買い越し超過59,657枚を記録し、暫くこの水準を維持してましたが、2月7日以降、5週間連続で急減しました。3月13日には42,380枚の売り越し超過のピークを付け、3月20日には一旦、買い越し増加方向に転じました。

円だけ見れば、ここ1月は売り越し超過になってますので、買い越しに転じてもおかしく無いですね。 ただ、材料が出てこなければ、トレンドは変わらないのが常です。

ユーロは歴史的な売り越し超過トレンドが終焉し、売り越し超過の解消トレンドの真っ最中です。 1月24日の売り越し超過171,347枚の過去最高のピークから、3月20日の82,954枚の売り越し超過まで減少しました。 

ユーロだけ見れば、売り越し超過は半減強になっただけで、まだまだ高いレベルです。 投機筋のポジションの偏りからは、売り越し超過=ユーロ買いのポテンシャルエネルギーはまだまだ蓄積された状態です。

豪ドルはずっと買い越し超過です。 1月31日に78、044枚のピークを付けた後、5週間は73,741枚から、2月28日の78,201枚まで、あまり変化していませんでしたが、その後、減少に転じていました。 3月20日には45,191枚まで減少しています。 

豪ドルだけ見れば、投機筋主導の豪ドル買いは1月が主であった、1月まででほぼ終息している、と考えられます。流れが出来てしまっており、2月以降の買いは投機筋とは別の買い手の動きであったことになります


以上3通貨を総合すると、投機筋主導の円安は12月の豪ドル買いで始まり、1月には既に終息しています。1月31日集計の週からユーロ売りを手仕舞いにかかり、3月20日ではほぼ半分を終えたが、まだその途上にある。 やや遅れて、2月には円買いの手仕舞いにかかり、これは既に終息しています。


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