シカゴ投機筋ポジション動向~1231

シカゴ投機筋(シカゴマーカンタイル先物市場)の2011年初から2012年12月31日(2013年1月5日公開)までのIMMポジション動向です。 1週間単位のnon-commercialのlongとshortの差は以下でした。


シカゴ121231


円は8月末から10月初めまで2~3万枚のやや買い越し超過あたりでうろうろしていましたが、10月23日には18,196枚の売り越し超過に転じました。その後は順調に売り越し超過を積み増し、12月4日90、326枚、11日94、401枚、と売り越し超過を積み増しています。9万枚を超える売り越し超過は、リーマンショック以降では最高です。過去最高は、円キャリートレード華やかりし頃の2007年6月の19万枚には及びもつきませんが。

以降は、18日89,163枚、24日85,608枚、31日80,517枚とわずかですが減少しています。つまり、年末の急激な円安は投機筋の仕掛けの結果では無いということです。

ユーロは5月15日以降、22日195,361枚、29日203,415枚、6月5日214,428枚と4週連続で売り越し超過の過去最高記録を更新しました。その後は順調に減少しています。12月4日32,795枚、11日31,623枚、18日9,736枚と、24日2,549枚と減少し、31日にはついに5,126枚の買い越し超過に転じました。

勿論、チャンスによっては欧州危機再燃はあるだろうとは思いますが、取り敢えず、一旦はニュートラルと考えた方が良さそうです。 欧州危機は元々が投機筋による不安感のあおり、材料にされたに過ぎません。彼らが材料視できなくて仕掛け無くなれば、収まるだけの、ある意味では極めてつまらない問題です。欧州を見てもわからない、投機筋を見ればわかる問題ですから。とは言え、世界経済に与える投機筋の影響は圧倒的に巨大です。欧州情勢そのものでは無くて、投機筋がどう材料視するのか、逆らわないよう、細心の注意を払う必要があります。
 
豪ドルは6月の売り越し以外は買い越し超過の中で動いています。2月4日92,229枚と、11日103,376枚まで積み上がりました。18日は若干減少して97,496枚、24日75,433枚、31日79,522枚と高水準の買い越のままです。 

以上のように、シカゴ投機筋の動きを見る限り、年末の急激な円安、EUR上昇もAUD上昇も投機筋の仕掛けの結果ではありません。
市場参加者全員の自然発生的な流れの結果だろうと思います。ということは、投機筋は流れを作る必要が無いわけですから、非常にありがたく利確を主にしたのでしょう。

ここ3週間~1ケ月の変化としては、投機筋はポジションをほとんど偏よらせていません。ということは、相対的には仕掛ける余裕がある筈です。問題は材料です。材料視できるものが特に出てこなければ、このまま緩やかな円安でしょう。が、材料視の見方次第では、面白い動きになる可能性も多少は残されているように思います。


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