シカゴ投機筋ポジション動向~130115

シカゴ投機筋(シカゴマーカンタイル先物市場)の2011年初から2013年1月15日(2013年1月18日公開)までのIMMポジション動向です。 1週間単位のnon-commercialのlongとshortの差は以下でした。


シカゴ130115


円は12月11日に94、401枚とリーマンショック以降では最高の売り越し超過ピークをつけました。ただ、過去最高は、円キャリートレード華やかりし頃の2007年6月の19万枚には及びもつきません。

以降は、18日89,163枚、24日85,608枚、31日80,517枚、1月8日74,096枚、15日65,727枚とわずかですが減少しています。つまり、年末年始の急激な円安は投機筋の仕掛けの結果では無いということです。むしろ、流れに乗っかって、美味しく利確した口と思われます。

ユーロは6月5日に214,428枚と過去最高の売り越し超過記録を更新しました。その後は順調に減少しています。12月31日にはついに5,126枚の買い越し超過に転じました。1月8日は8,035枚の売り越しましたが、15日には再び7,315枚の買い越し超過となりました。投機筋も流石に材料に出来なくなってきたようで、ニュートラルと考えた方が良さそうです。勿論、チャンスによっては欧州危機再燃はあるでしょうけど。
 
豪ドルは6月の売り越し以外は買い越し超過の中で動いています。1月8日80,315枚。15日89,057枚と高水準の買い越のままです。 

以上のように、シカゴ投機筋の動きを見る限り、年末から最近までの急激な円安、EUR上昇もAUD上昇も投機筋の仕掛けの結果ではありません。市場参加者全員の自然発生的な流れの結果だろうと思います。


今は流れがあるから仕掛ける必要がありません。投機筋は、ミセスワタナベと同じように、流れに乗って非常にありがたく利確したものと思われます。

流れが無くなれば仕掛けてくる筈です。問題は材料です。材料視できるものが特に出てこなければ、このまま緩やかな円安でしょう。材料視の見方次第では、面白い動きになる筈です。問題は何時、何を材料としてあおりたててくるのか、楽しみです。


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