シカゴ投機筋ポジション動向

3月の震災後の急激な円高や8月の格下げ後のドル安など、投機筋が主導しているように思われます。で、投機筋について調べてみました。

投機筋の動きの指標として、IMM通貨先物(international monetary market)が注目されています。シカゴマーカンタイル市場市場(CME)の一部門で、この内の非商業部門(non-cpmmercial)が実需ベースで無い投機筋の指標とされています。いわゆるシカゴ筋です。

CMEはその未決済ポジションを毎週火曜日の取引終了後にCFTC(米国商品先物取引委員会)に報告し、CFTCは集計して、毎週金曜日に、WEB上へ公表しています。

シカゴIMM通貨先物(CFTC)

なかなかわかりにくいですが、この内のnon-cpmmercialのlongとshortの差がシカゴ投機筋の動向、通貨先物のポジションの偏りとして注目されています。真ん中あたりのCONTRACTS OF JPYが円の建玉ポジション数です。

シカゴ筋のポジションの偏りは、マーケット全体のポジションの偏りを鏡写しにしている、マーケット全体の縮図を示している、と考えられています。(一方、大口のヘッジファンドなど、動きを把握されることを嫌って、敢えてCMEを避けて使わないケースもあるそうです。)

最近のシカゴ投機筋の円建て玉の偏りは以下です。
8/9 :ロング42,149
8/16:ロング47,348
8/23:ロング47,139
震災後の4月頃はショート5万枚程度でしたが、その後ロングに転じ、次第に増加しています。最近の数週間では5万枚程度のロングです。

1枚1250万円ですから、6000億円程度の買い越し超過です。過去の買い越し実績からすると、これ以上、仕掛け的に円買いする余裕はなさそうです。どんどん積み上がっていく状況ではなく、一旦は減少に向かう可能性が考えられる、高いレベルの買い越しだそうです。

偏ったまま数週間~数ケ月継続することもあるそうで、流れが変わるのが何時なのかは誰にもわかりませんが、変わったとしても不思議ではない、投機筋の買い越し状況のようです。

短期的には、投機筋が材料視する指標か情報をきっかけに、一旦は調整的な円安に向かう可能性が高いと思われます。
中期的には、この偏りは、進みはしないが、継続しそうです。ポテンシャルエネルギーがたまってるとは言え、せいぜいが調整範囲であって、ドル安円高の低位安定を覆すためには力不足です。まだまだ時間と材料が必要なように思われます。


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No title

刺激の無い相場で更に退屈になっています・・・。

夜に期待して昼寝します!

No title

だいばば様、

今週末の米雇用統計に期待するくらいでしょうか。
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Author:もーにい
ひょんなことからFXを始めてしまった複利運用スワップ年金派です。果たして生き残れるのでしょうか。
自分の考えを整理すること、お役立ちツールにしたいこともあってこのプログを始めました。
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