シカゴ投機筋ポジション動向~0228

シカゴ投機筋の2011年初から2012年2月28日(3月2日公開)までのポジション動向です。 1週間単位のnon-commercialのlongとshortの差は以下でした。


シカゴ120228


円はここ1ケ月で買い越し超過が急減しています。 1月10日集計時に過去最高の買い越し超過59,657枚を記録し、暫くこの水準を維持してましたが、2月7日の55、171枚を最後に3週連続で大きく減少し、2月28日には-1203枚となりました。

円だけ見れば、ほぼニュートラルとなっています。 2011年2月や4月の円ショートにはまだまだ追いついていません。 投機筋のポジションは偏っておらず、円買いにも円売りにも、どちらにもフリーに動ける状態です。 円安状態ですから買いに転じたいのかもしれませんが、材料が無くて、一方向に流れてしまうのが通常のトレンドですね。

ユーロは5月3日に買い越し超過99,516枚の過去最高のピークから反転し、8ケ月もの間、売り越しが増加し続けていました。 1月24日の売り越し超過171,347枚の過去最高のピークから、やっと反転しました。 2月28日には、109,674枚の売り越し超過まで減少しました。  

ユーロだけ見れば、売り越し超過はまだまだ高い水準で、半分も解消されていません。 2010年5-6月頃や2011年12月初旬頃のレベルに戻っただけで、2011年11月の水準にも戻っていません。 投機筋のポジションの偏りからは、売り越し超過=ユーロ買いのポテンシャルエネルギーは蓄積されたままです。
   
豪ドルはずっと買い越し超過ですが、9月27日の5、167枚を底にして増加に転じています。 1月31日に78、044枚のピークを付けた後、5週間は73,741枚から、2月28日の78,201枚まで、あまり変化していません。

豪ドルだけ見れば、2011年の4月5日の買い越し超過90,938枚が最高記録で、この4月頃や7月に次ぐ、高水準の買い越し超過です。 投機筋の豪ドル買い越しはもうわずかしか動けないと思われます。というより、投機筋主導の豪ドル買いは10月頃から始まっているが、活動は1月が主であった、1月まででほぼ終息している、と考えられます。 流れが出来てしまっており、2月以降の買いは投機筋とは別の買い手の動きであったことになります。

以上、3通貨の動きから投機筋の動向を総合すると、2011年5月頃からユーロ売りを仕掛け、8ケ月もの間継続した、10月頃からは豪ドル買い仕掛けの様子見を始め、12月に仕掛け、そして1月末には完了し、その後は動きを手控えています。 1月31日集計の週からユーロ売りを手仕舞いにかかり、2月末ではまだその途上にある。 やや遅れて、2月には円買いの手仕舞いにかかり、これは既にフリーハンドを得ている状態です。

これらの投機筋の仕掛けが、今回の円安のきっかけを作った、と言えます。 ただ、きっかけであって、主因は違うだろう、投機筋が仕掛けてきた動機の方が主因だろう、と思われます。 つまりは、中期的に円安継続と考えます。 勿論、材料次第では変わり得ますが、一時的な円高は絶好の買い場だろうと思って、待っています。 

ポテンシャルはまだありますし、調整が入りながらも、円安、クロス円高の流れが継続してしまってもおかしくは無いですね。 大きな押し目は期待できない感じです。 流れが変わるドライビングフォースの要因次第ではありますが、未だ見えていません。 期待はギリシャ政局でしょうか。
 

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No title

オジが飛び立ったようにランドとリラにも飛び立ってほしいですね^^

No title

WIN様、

ランドとリラはじっと我慢の子です。
仕切り直しの方が良いのでしょうね。
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もーにい

Author:もーにい
ひょんなことからFXを始めてしまった複利運用スワップ年金派です。果たして生き残れるのでしょうか。
自分の考えを整理すること、お役立ちツールにしたいこともあってこのプログを始めました。
まだまだ発展途上人です。コメントあればよろしくお願いします。

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